バングラデシュのチッタゴン港の輸入コンテナヤードは、犠牲祭休暇の影響で満載です。
2025年6月16日
輸入コンテナを積載したバングラデシュのチッタゴン港のヤードは、イスラム教の犠牲祭の休暇期間中、輸入者への毎日の引渡しが滞り、昨日は容量超過に陥っています。
しかしながら、同港内の複数のターミナルを運営するバース運営者は、この状況が船舶の運航に悪影響を及ぼしていないと述べています。
今後数日以内にコンテナの輸入業務が正常に戻らなければ、今週は状況が悪化する可能性があると彼らは述べているようです。
バングラデシュ、チッタゴン港のヤードのコンテナ保管能力は53,518TEU(20フィートコンテナ換算単位)で、輸入コンテナの場合は44,018TEUです。
同港に到着する輸入コンテナの約95%は、フルコンテナ(FCL)です。
FCLとは、単一の荷送人の貨物がコンテナ内のスペース全体を占める輸送方法を指します。
港湾ヤードは、このようなFCLコンテナを40,368TEU保管できます。
昨日の朝時点で、港湾ヤードには合計40,656TEUのFCLコンテナが保管されており、すでに想定容量を超えています。
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