バングラデシュではガソリン配給制により尿素工場5社が閉鎖しました
2026年3月6日
バングラデシュでは中東戦争の激化と、世界の主要エネルギールートであるホルムズ海峡のイランによる封鎖により、ガス供給が途絶える懸念が高まる中、バングラデシュ当局は予防措置として、国内6カ所の尿素肥料工場のうち5カ所を閉鎖した。
国営バングラデシュ化学工業公社(BCIC)の関係者によると、エネルギー配給制限の一環として、水曜日から民間所有の工場を含む尿素工場へのガス供給が停止された。
バングラデシュ化学工業公社は7つの肥料工場を運営しており、そのうち4つは尿素を生産している。
影響を受ける工場は、ゴラシャル・ポラッシュ肥料公社、チッタゴン尿素肥料工場(CUFL)、ジャムナ肥料会社、アシュガンジ肥料・化学会社、そして民営のカルナフリ肥料会社(KAFCO)である。このうち、アシュガンジ工場は数ヶ月にわたり生産停止状態が続いている。
当局によると、現在操業を続けているのはシャージャラル肥料工場のみだが、それも長くは続かない可能性がある。
しかし、ガスに依存しない国営の非尿素工場2つは操業を続けている。
国内生産が引き続き不足しているため、同国はガス需要の約30%、つまり1日あたり26億5,000万立方フィート(MMCFD)に相当する液化天然ガス(LNG)の輸入によって賄っている。
当局によると、5つの尿素工場をフル稼働させるには、1日あたり約1億9,700万立方フィートのガスが必要だという。工場は操業停止以前から、すでにガス供給の不安定化に悩まされていた。
尿素生産の停止は、バングラデシュの年間穀物生産量4,000万トンの半分以上を占める乾期作の主要作物であるボロ米の作付け農家にとって、まさに重要な時期に起きた。
詳しい記事はこちら


