バングラデシュでは2日間続いた全国的な通関停止から海上港と陸上港で税関業務が再開
2025年7月1日
バングラデシュでは税関当局が日曜夜に2日間続いた全国的な通関停止を解除したことを受け、昨日、バングラデシュ全体の海上港と陸上港で輸出入活動が再開された。
バングラデシュ当局は、土曜と日曜に積み上がった通関遅延を解消するため、通関手続きの迅速化に努めていると述べた。
チッタゴン税関副長官のモハマド・サイドゥル・イスラム氏によると、チッタゴン港では、通関停止解除後すぐに輸出入両方の通関業務が再開された。
バングラデシュ港湾関係者によると、2日間の作業停止期間中、約3,500TEU(20フィートコンテナ換算)の輸出コンテナが港に取り残されていたという。
今回の閉鎖解除後、MVアマルフィ・ベイ号から310TEUが荷下ろしされ、1,340TEUの輸出コンテナが積み込まれたという。
バングラデシュ輸出入業者のために業務を行う複数の貿易団体や通関業者は、今回の再開を歓迎した。
チッタゴン貨物・貨物代理店協会のサイフル・アラム会長は、2日間の業務停止により輸出入業務の両方で深刻な混雑が発生したと述べた。
「港は積み残しの解消に着手しました」とアラム会長は述べた。輸出関税は日曜日の夜に処理され、船舶登録やその他の重要な承認手続きも進行中だと付け加えた。
アラム会長は、港湾の正常化が数日以内に回復することを期待している。
ベナポール陸上港では、昨日の朝から輸出入業務が本格的に再開されたと、港湾局長のシャミム・ホサイン氏は述べた。
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