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ダッカ市内メトロ計画と日本の援助

2012-12-19__fr04

世界最悪の交通渋滞」と呼ばれるバングラデシュの首都ダッカ。

市民の交通の足として期待されていた「市内メトロ計画」が前進したようです。

2024年までに総額2195億円にも渡る資金投入をし、ダッカ市内を縦断するように20.1kmの高架鉄道が建設されます。

そのうちの76%にあたる1659億円が日本政府からの援助によるものとなる予定です。

ダッカ市内のど真ん中に位置するのがカントンメントと呼ばれる軍用地。

日航機ハイジャック事件の舞台となった旧ダッカ空港は現在この軍用地内で軍施設として使用されています。

かつて市内北部に位置したカントンメントですが、ダッカ市民の北部への居住移転と共に地域がのみ込まれ、現在は市内ど真ん中になります。

このカントンメントを中央に挟み東西に居住区が別れますが、日本人や外国人居住区にあたるグルシャン・バリダラ・ボナニ地区は東地区、今回のメトロ鉄道計画はカントンメントの西地区を走る計画のようです。

どちらかというと高級住宅街である東地区より、より庶民的な西地区の方が「庶民の足」としては有効性があるという判断でしょう。

残念な事に現在のダッカ国際空港から、このメトロ鉄道への乗り換えが少し見えにくいのですが、あくまで「庶民の足」としてのメトロ鉄道。

渋滞解消のために、とにかく一つ前に進む事もバングラデシュのインフラストラクチャー整備には必要でしょう。

一応、バングラデシュの新聞では「日本が76%の資金援助を行う」と小見出しで記載されており、「日本の援助で行われる事」がアピールされております

日本はバングラデシュに対して今まで多額の援助を行い、それが功を奏してバングラデシュは「世界有数の親日国」として知られています。

日本国自体の財政難の中、やみくもなODAのばらまきは国民の非難にさらされる部分が多いですが、基本的に「政府開発援助」と言うものは日本だけが行っているものではなく、世界の先進国では行われている事です。

健全な用途と、査定の上でのODAであるならば、今後も先進国の名士として行っていくべきでしょう。

またバングラデシュ側も同じ事が言えます。

このような先進国からの開発援助に一定の感謝をしている層は存在しますが、後進国によっては「与えられる事が当然」という意識がある層も悲しいかな存在しています。

教育、道徳モラルの水準がまだ低いため、どうしても「与えられる事に慣れてしまい、それを当然の事のように考えている」という一部も存在している事は否めません

バングラデシュにも一部そういった考えを持っている人がいる事は確かです。

しかしその中でも育っている「親日の心」は、このような計画の中に係わってきた日本人、また一般のビジネスの中で試行錯誤しバングラデシュ人と闘ってきた先人たちの努力の賜物でしょう。

この高架橋計画はバングラデシュにおけるインフラストラクチャー計画の中で、同じように日本の多大な援助で完成したパドマ橋プロジェクトに続く大型プロジェクトです。

現在パドマ橋は、バングラデシュの紙幣に印刷され、バングラデシュの誇りであるのと同じように日本人の誇りでもあります。

今回のメトロ計画も同じような誇り高いプロジェクトになるよう見届けていかなければいけません

 

 

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