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Monthly Archives: April 2023

来日中のバングラデシュ首相が両国パートナーシップを包括から戦略へと成功したと評価

  2023年4月27日 来日中のバングラデシュ、シェイク・ハシナ首相は昨日、バングラデシュと日本が二国間関係を戦略的パートナーシップに昇格させることに成功したと述べました。 「バングラデシュと日本が、二国間関係を既存の『包括的パートナーシップ』から『戦略的パートナーシップ』に昇格させることに成功したことを嬉しく思います」 両国は、農業、地下鉄、産業のアップグレード、船舶のリサイクル、税関、知的財産、防衛協力、ICT とサイバーセキュリティに関する 8 つの協定と協力覚書に署名したとの事です。 岸田首相との会談で、ハシナ首相は、バングラデシュに多数のロヒンギャが存在することが地域社会の生活と生活にどのように影響しているかに言及し、ミャンマーとのコミュニケーションチャネルを使用して恒久的な解決策を見つけるよう日本に要請しました。 岸田首相は、「バングラデシュはミャンマーから100万人以上の避難民を保護しており、私たちはその取り組みを引き続き支援していきます。加えて日バ両国がさまざまな分野で二国間関係を強化し、国際社会での協力を拡大するために努力する。経済分野では、日バングラデシュ経済連携協定の可能性について共同研究を通じて、あらゆる進展を遂げることに合意した」と述べました。 バングラデシュの目覚ましい経済発展は魅力的な投資先であり、経済特区の設立や投資環境の改善により、日バ両国間の経済関係はさらに強化されるでしょう。 両首相はまた、ベンガル湾と近隣地域を結び、ダッカ、チョットグラム、コックスバザールおよびその先の産業集積を加速することを目的とした、モヘシュカリ・マタバリ統合インフラ開発イニシアチブと BIG-B イニシアチブについても話し合った。 ハシナ首相は、日本の高度な技術と開発経験を活用するこのイニシアティブが、両国に相互の利益と繁栄をもたらすことを期待しています。 加えてハシナ首相はダッカ – 成田航空直行便が今年までに運航を開始すると発表しました。 「バングラデシュの人々にとって、日本は特別な場所です。バングラデシュが解放された後、バングラデシュを早期に承認した数少ない国の1つであり、バングラデシュ最大の開発パートナーの1つである日本政府に感謝しながら、両国の人々と政府の間に存在する優れた理解、友情、協力は今後数年間でより強くなるだろう」とハシナ首相は述べました。 詳しい記事はこちら

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バングラデシュでの災害。日本人はリスクを再認識するべきかもしれません。

2023年4月6日 先日、ダッカ中心部にある「ボンゴバザール」にて大規模な火災が発生、たくさんの負傷者を出しながらほぼ全焼したようです。 ダッカ在住が長い日本の方ならこの「ボンゴバザール」は有名かもしれません。 大手海外リテイラーによるバングラデシュ委託アパレル生産の中、「検品落ち」した製品が並ぶこともあり、時には「外国人チップ目当てのガイド」も立つことがあるアパレル市場です。 と同時に訪れた方ならよく分かりますが、内部は非常に入り組んでおり、また木造やらブルーシートなどのような極簡易で、そして安全設備などないような市場です。 アパレル品も含め、それこそ「燃焼可能性が高い製品」が所狭しと並んでいるので、一度火災が起きたらこういう結果になる可能性が高かった、といえるべきところでしょう。 ダッカ市としても安全性に憂慮をし、この市場をつぶし10階建てのショッピングモールにする計画もあったようですが、既存のショップオーナーに対しる代替地や金銭的援助などが示されず、結局なぁなぁのままで毎日が過ぎていった中での災害です。 このような市場がまだまだバングラデシュには多くあります。 これらの場所をどのように安全確保していくか、というのはバングラデシュ地元の方たちの考えに依りますが、在住日本人もしくは足を踏み入れる機会のある日本人の方たちは、「日本の常識を取り払って訪問しなければならない」という事を改めて思い知らなければいけないと思います。 日本の施設の安全性と、バングラデシュとでは正直な所まだまだ差があります。 しかし日本に生まれ育った方だと、その「日本の安全性」に慣れてしまい、訪問する施設や場所に関するリスクを甘く考えてしまう場合があります。 ダッカで稀に起きる「地震」でもそうです。 地震大国の我々では多少の地震で動揺することはありません。 これは身体と記憶に身についてしまっているもので、なかなか離れなない感覚ですが、日本とバングラデシュでは「建物の耐震性」が全く違います。 「多少の地震」「多少のガス臭さ」「多少のボヤ」から始まる災害が、バングラデシュではすぐに「避けられないほどの災害」になる可能性があります。 ハイリスクの場所だけでなく、普通に立ち入る建物や工場においても、いつ何時このような災害に合うか分かりません。 決して油断せず行動すべきと、改めて心に決めた災害です。 詳しい記事はこちら

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