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Japan and Bangladesh ~


Monthly Archives: September 2012

バングラデシュ進出の弊害

バングラデシュに進出する企業にとって深刻な弊害となるのが、様々な政府関係の業務腐敗であると思われます。 先日、バングラデシュでは政府、中央銀行、銀行大手のソナリ銀行を介した大規模な金融詐欺が発覚し揺れています。 もちろんバングラデシュに進出する会社にとっては蚊帳の外の話だとは思いますが、進出企業にも「小規模な行政腐敗」は影響します。 未だバングラデシュでは行政の事務処理のほとんどが「紙ベース」で行われているところも多く、また省庁を跨いだ共通したデータベースが存在しないため、都度その省庁に足を運び申し出、登録をしなければなりません。 また紙ベースで行われている業務は、かなりの時間をロスし、「拙速な仕事」に慣れている日本人からしたらストレスフルな業務遅延が多く見られます。 その中で暗躍するのが「スピードマネー」と呼ばれる一種の裏金です。 行政担当官に「スピードマネー」と呼ばれる裏金を渡し、自らの仕事を行ってもらわないと何時まで経っても仕事が進んでいきません。 また行政官もそれを目的に仕事をしている人も多く、人によっては「自ら求める」事も多いです。   私たちも大っぴらに自慢する事ではありませんが、様々な登記事項にこの「スピードマネー」を払っています。 そうでないと仕事が前に進まないからです。 この金額はもちろん「定価」などございません。 人のコミュニケーションから発生されるものであり、なかなかはっきりした金額も申し上げにくいものでありますが、こういった「裏のバングラデシュ」を含めてバングラデシュを知ることが、事業を円滑に進めるコツの一つなのかもしれません。 決して誇るべき事ではないのは今一度宣言しておきます。

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大きな金融スキャンダルに揺れています。

9月6日 バングラデシュ金融界は先日発覚したソナリ銀行、中央銀行、政府を跨いだ金融詐欺に揺れています。

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バングラデシュでのビジネスの秘訣 ~その3~

バングラデシュでのビジネスにおいてかなり強力なアドバンテージと言えるのが「親日的感情」でしょう。 これはバングラデシュでのビジネスにおいて考えられる数々の不利益と相殺しても余りある財産かと思います。   日本の一般の方はバングラデシュというとあまり馴染みもなく、「日本と似た国旗があったなぁ」ぐらいにしか知識が無いのかもしれません。 しかしこれまで日本が行ってきたODA、そして青年海外協力隊をはじめとするボランティアの草の根交流はこの国に大きな成果をもたらしています。 かつて中国などに多額のODAを融資していたにもかかわらず「日本敵視政策」を垣間見た国民感情にも「ODAは無駄金」という意識があるかと思いますが、それは逆に「中国は例外」と捉えた方が良いかと思います。 バングラデシュやその他のODA融資国は一様に日本に対して「最高の援助国」として親日的感情が育っています。 それはやはり「多額の援助のおかげ」という考えもありますが、まだまだ日本の投資家は他国に比べ少ないにも関わらず新聞紙上に「日本」の文字が踊らない日はないほどです。 外国でビジネスを行う外国人にとって、仕事以外の日ごろの交流で「肩身の狭い思いをする」ほど苦しい思いはありません。 しかしことバングラデシュにおいては「日本」という国に対して「一種のあこがれと共に、最大級の好感」をもって対応してくれます。 これはビジネスシーンにおいてもいかんなく発揮されます。   現在進出している日本の企業化、投資家の方達も一様に「バングラデシュのインフラ設備はまだまだ不満が多いが、国民感情はとても良い」」というのが共通認識でしょう。 一度バングラデシュを訪れて下さい。 事あるごとに感じる事が出来るでしょう。  

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ディプ・モニ外相がアメリカのバーンズ国務副長官と会談予定

9月5日 バングラデシュのディプ・モニ外相がアメリカ合衆国のワシントン国務省を訪れ、ウィリアム・バーンズ国務副長官と会談する予定です。

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バングラデシュでのビジネスの秘訣 ~その2~

バングラデシュの投資メリットの一つに 「人的資源の豊富さ」があります。 左がバングラデシュの人口ピラミッドになります。 少子高齢化が著しい日本に比べバングラデシュは「将来性豊かな青年層が社会の大部分を占め、理想的な人口ピラミッドを描いている」と言えます。   これは中国の一人っ子政策のようないびつな人口統制を敷いてしまうとなかなか実現不可能な形です。 左の資料が中国の人口ピラミッドです。 中国の一人っ子政策の開始が1979年に始まっています。 2010年の表でいうと31歳の部分からになるのですが、見事に減少しています。 20代が急に増えていますが、親世代に当たる40代世代の人口が多いので、その影響でしょう。   バングラデシュの持つポテンシャルの一つがこの青年層主体の理想的な社会であり、今後のバングラデシュの発展の大きな指針になると思われます。 現在は労働市場ですが、中間層の高まりと共にこの人口は「巨大な消費マーケット」に転じる可能性を秘めています。  

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ハシナ首相が衣類大手「H&M」社のCEOと会談

9月4日 バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は、スウェーデンを基盤に置く世界第二位の衣類小売り大手の「H&M」に対して、今後はもっとバングラデシュからの衣類輸入をしてほしい、と勧めました。

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バングラデシュでのビジネスの秘訣 ~その1~

バングラデシュでのビジネスには大きく分けて2つあります。 「生産拠点にするか?」「消費市場にするか?」です。 現在、ホンダ社の「消費市場を見据えた生産拠点設置」が話題に上がりましたが、やはり現在でも大きく日本が関係してくるのが「生産拠点」としてのバングラデシュの位置づけです。 この分野に関してのバングラデシュの優位性は ・人件費の安さ ・豊富な人的資源 ・親日的感情 でしょう。   まず「人件費の安さ」ですが、現在バングラデシュでは急激な「インフレ」の状態にありますが、まだまだ他国に比べ「人件費の安さ」=「労働コストの低さ」が目立ちます。 この原因として「人口」ともリンクしていますが、やはりこの「人件費の安さ」は、世界で最も人件費の高い国である日本からしたら大きな魅力でしょう。   たとえば現在中国の最高学府である「北京大学」や「清華大学」の卒業生を企業に向かえるとしたら、現地企業であるとしても月額10万円を超える人件費を想定しなければいけないでしょう。 それにくらべバングラデシュの最高学府である「ダッカ大学卒業生」を現地企業に迎える場合は、もちろんその人材の力量に依りますが、初任給としてその3分の1~5分の1くらいを想定しても良いでしょう。 この人件費は年々値上がりはしていくと思われますが、他国との比較の上での「相対的な賃金の安さ」はまだまだ続くと思われます。

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中国がバングラデシュ政府への後押しを明言

9月3日 バングラデシュのパドマ橋建設融資に消極的な世界銀行の決定に対し、中国が「バングラデシュ政府を助けるために世界銀行に働きかけをする」と話しました。

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ホンダ社のバングラデシュ製造・販売拠点設置

日本のホンダ、ホンダ技研工業株式会社が二輪製造でバングラデシュ市場に参入すると言う記事が、バングラデシュでも踊りました。

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ホンダがバングラデシュとの合弁会社での二輪販売で市場参入

9月2日 日本経済新聞によると日本の「ホンダ」本田技研工業株式会社が今年の早いうちにバングラデシュとの合弁会社を立ち上げ、二輪車で参入すると発表しました。

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