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明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 日本では数年前から成人式がハッピーマンデーになり、年明けすぐに連休になることもあり、気分の中では1月12日前後が本格的な始動になるかもしれません。 2015年はバングラデシュにおいて邦人被害を含めて様々な不安定な事象が起こりました。 これは「比較的治安のよい国、バングラデシュ」というイメージを覆すものであり、我々もバングラデシュと共に歩んできた中で衝撃をもって受けとめた一件です。 現在、バングラデシュでは各国大使館をはじめとした外国人に対してのセキュリティが上がっております。 決して完全に安心できる情勢ではありませんが、国内の治安当局も外国人に対しては一層の保安状況を目指しております。   バングラデシュは未だ発展途上にあり、外国との関係性なければ経済の成長を見込めません。 我々はその一端ですが、その役を担いながら2016年を輝かしい年にしたいと考えております。 今年もよろしくお願い致します。    

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バングラデシュの戦勝記念日

  バングラデシュでは12月を迎えると、だんだんと街中で「バングラデシュ国旗」を販売する路上の物売りが現れます。 12月16日にバングラデシュでは「戦勝記念日」が迎えられるからです。 この日は1971年に現バングラデシュ領土におけるパキスタン兵撤退が決定しました。   翌1972年から祝われるようになった「戦勝記念日」は、バングラデシュでも最も国旗が掲げられる祝日であり、この日には多くのイベントも催されます。 一昨年2013年には27117人による巨大な「人間による国旗」が作られ、ギネス記録を更新しました。 バングラデシュの12月は、気候的にも過ごしやすい時期になり、バングラデシュ訪問にも向いている時期です。 来訪される際には、町中の国旗が「バングラデシュに来たんだ」という感覚を呼び起こさせます。

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バングラデシュの国会

1院制  議席数 全350議席(内50議席は女性専用議席) 議長 Shirin Shamin Chaudhry  国会議員は5年任期(今任期は2019年まで) 現 議席配分(2015年11月23日現在) Bangladesh Awami league 273議席 Jatiyo Party 42議席 Workers party of Bangladesh 7議席 Jatiyo Samajtantrik Dal 6議席 Bangladesh Tarikat Federation 2議席 無所属 18議席 空席 1議席 国会議事堂

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バングラデシュ外国人連続襲撃事件のその後

バングラデシュ北西部のロングプール県にて先日起こった「日本人殺害事件」からしばらく経ちました。 邦人殺害事件の数日前に同様の手口でダッカ市内にてイタリア人の殺害もあり、この2つの連続した事件は「イスラム国」の犯行声明もあり、バングラデシュ在留外国人の安全意識を一気に変えました。 いまだ肝心の邦人殺害事件に関しては謎が多く、解明されていないところも多いですが、イタリア人殺害事件に関しては2週間ほど前にバングラデシュ人容疑者4人が逮捕されました。 彼らの供述によると、今回のイタリア人殺害事件に関してはイスラム国の犯行ではなく「バングラデシュ国内の不安定さを外国人にアピールし、政権の無能さを白日の基にさらす」というのを目的に、50万タカの報酬をもらい、「誰でもよいので白人を標的にせよ」という指示を受けた上の犯行だと話しています。 またその指示を行ったものはダッカ市内選出の元地方議員、野党関係者であり今年1月5日の総選挙ごろにバングラデシュを離れ国外に出国している者、と話しているようです。 新聞各紙では、その指示をした者の名前も出ていますが、当然本人は否定をしています。 また仲間である野党関係者も同様に否定をしており、「現政党のでっちあげだ」としています。   ここまでの状況はある程度予想されましたので、どちらの話に信ぴょう性があるのかは、このような発展途上国では判断が難しいところです。 それを証拠に、容疑者が逮捕されたとはいえ外国各国の大使館を含めた在留外国人機関は用心を解いてはおりません。   現在のバングラデシュ国内の状況ですが、バングラデシュ政権も今回の事件を重大に考えており、ダッカ市内のセキュリティはかなり高まっています。 在留外国人が多く住むグルシャン・バリダラ・ボナニ地区では検問所が常にありますが、最近は心なしか検問自体も頻繁に行われているようです。 バングラデシュという国は、まだまだ外国からの投資や援助を成長の後押しにしており、国内の不安定さは、せっかく視線を集めてきた「ネクスト・チャイナ」という視線を自ら妨げていることにつながります。 地元のバングラデシュ人の声ですが、「バングラデシュ国内で外国人を標的に事件を起こすなんて、本当にばかげているし、憤慨している」と話しています。 いまだバングラデシュは1億6000万人の人口を抱え、外国人を標的にした犯罪比率だけを見ると、他国に比べ低いのかもしれません。 ただし、今回は「イスラム国の犯行声明」と「外国人コミュニティの狭さ」が、在留外国人の不安を増大させました。   日本の外務省からも「不要不急の渡航の自粛」が出され、文字通りビジネス関連の不要不急な訪問は避けられる傾向にありますが、仕事の中ではどうしても来訪しなければいけない事象もあるかと思われます。 我々は、その際にもできる限り様々な案件にお手伝いいたしますので、お気軽に相談ください。  

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バングラデシュにおける邦人射殺事件について

ニュースに取り上げられていますが、バングラデシュの北西部ロングプールという地区で「邦人射殺事件」が発生しました。

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バングラデシュの駐在費用は意外と高い? 駐在員生活費の目安

「世界の工場 中国」の人件費高騰に加え、日本政府の円安誘導が追い打ちをかけ、「脱中国、China+1」という企業も本当に増えてきました。 その中で、やはりアジアで人件費の安い国であるバングラデシュはその候補の一つとなり、駐在者も増えています。 しかし元々が情報のない国であるバングラデシュ どれほどの駐在費用が掛かることをご存じない方も多いです。   そこで今回は大まかな目安ですが、日本人駐在員の駐在費用のおおまかな目安を記していきたいと思います。   住居費(6万タカ~15万タカ程度)やはり欠かせないのが住居費です。日本人駐在員の駐在場所としては、なるべく安全である外国人街と呼ばれる地域(グルシャン地区・ボナニ地区・バリダラ地区)に住まれるのが便利かと思います。最近は空港北のウットラ地区も日本人駐在員が増えてきました。もちろん「より安い所」「より高い所」もありますが、やはりバングラデシュに慣れた人でないとそういう物件の情報入手・交渉を含めるとなかなか難しく、上記の価格帯で収まることが多いようです。 車購入(150万タカ~)or レンタカーバングラデシュの移動手段で安いのはバスですが(空港から官庁街までおよそ30タカ程度)、日本人駐在員が「公共バスに乗って仕事場を往復する」と言うのはかなり無理があります。CNG(オート三輪)やリキシャでも職場が近ければ良いですが、距離がある場合は「車」が必要になるでしょう。車の購入に関しては、「同車種の中古であれ、日本より高い」と考えてくだされば結構です。同時に運転手の給料(月額1万タカ~)もかかります。ほとんど外出がない場合でも、「車の防犯」の意味で運転手は必須。また燃料費(ガソリン99タカ/ℓ、CNG30タカ/㎥)かかります。CNGは「圧縮天然ガス」であり、バングラデシュではガソリンより安価であるため車を改造しCNGを燃料として走れる車も多いです。CNG1㎥に対して、だいたい5~6kmほど走れると考えた方が良いでしょう。しかし首都ダッカ郊外になると一気にCNGスタントが無くなりますので、ガソリンと併用するべきだと思われます。レンタカーは車種によりますがおよそ4万タカ~7万タカ/月程度。運転手は付きますが、ガソリンは自己負担です。(当機構ではレンタカー手配も行っております。) 食費これもピンからキリまでありますが、基本的にバングラデシュは「外食は高いが、食材は安い」と思ったほうが良いです。ダッカ市内では様々な国の料理が食べられますが、基本的に外国料理レストランに関しては日本同等か若干高い、という感じです。くらべて市場やスーパーで買う食材は日本に比べて安いです。ですので、「お手伝いさん」がいる駐在社宅では、月当たり5000タカほど食材費を渡して、ご飯を作ってもらったほうが安上がりだ、という方もいます。もちろん自炊をされるのであれば、それが一番安いと思います。 お手伝いさん(1万タカ/月~)発展途上国に多い「お手伝いさん」ですが、毎日遮二無二働いていて、炊事に洗濯をする時間もない駐在員の生活では、ありがたいことも多いようです。「泊まり込み」や「通い」などありますが、ただ日本では慣れない「お手伝いさん」との生活を避ける人もいますので、これは駐在員との話し合いになるでしょう。 学校子供さんのいる駐在員にとっては学校も大きな生活の一部です。昨今の日本の公立校では、「給食費のみで学費は無料」というところも多いですが、ダッカ日本語学校は学費として月額340USDおよび入学金400ドル、施設整備費200ドルを徴収しています。すでに無料の所も多い日本の学校に比べると、これも家計には大きな負担ですが「家族と共の生活」というのはかけがえのないものですし、また「バングラデシュのダッカ」という外国の地で子供に教育を与える機会は、貴重な物かもしれません。そこの天秤のかけ方次第だと思われます。その他に、アメリカンスクールを始め各国の学校に入れる事も可能ですが、アメリカンスクールでは月額1000USD近くの学費と聞いています。 各種保険および予防接種やはりバングラデシュという後進国で生活するには、いくつかの予防接種なども必要かと思います。狂犬病や各種肝炎、破傷風などが中心になると思います。その予防接種も、バカにならない金額になります。また予防のできにくい、下痢やデング熱などの病気に関してはどうしても現地の信頼できる病院への通院が必要になります。簡単な病気やけがに対する自由診療は、そこまでかかりませんが、恐ろしいのは「大病」です。そうなると海外駐在保険なども視野にはいると思いますが、各保険会社によって違うものの、おそらく150000円/年近いのではないでしょうか? その他、生活必需のものだけでも意外な支出があります。 「バングラデシュは人件費が安い」と言っても、日本人がバングラデシュ人と同等の生活ができるわけではありません。 そうなると多少なりともインフラの整っている国に比べては、インフラがない分、「バングラデシュの駐在費用は高い」と言わざるを得ません。   我々は、「1社だけでは駐在員を送れないが、中小企業各社で少しづつお金を出し合い駐在員を確保する」という理念の中、バングラデシュで知識豊富な日本人駐在員を置いております。 ぜひご相談ください。  

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未来はすぐそこに!?

トヨタのブランド「レクサス」のホームページに、突如「ホバーボード」の映像が発表されました。 そう、あの映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に出てきた、スケートボード型の空中浮遊物体です。 映像を少し見たのですが、映画さながらの姿で、もちろん「水面」も走ります。 これが中小ベンチャー企業の製品発表であれば、最近よくあるCG技術かと思わせますが、今回の発表はレクサス、いわゆるトヨタなわけです。 発表するにはそれなりの自信があったのでしょう。   今回の技術は「永久磁石」を使ったもののようで、磁石と言う事であれば「道路あるいは水面下に何かしらの反発磁石をあらかじめセットしている」という可能性が高いです。 やはりインフラなく、「自力での浮遊」に関しては、まだ壁が高いのかもしれません。 それでも十分に「未来」を感じさせてくれる発表です。   我々が夢見てきた世界、車が空を飛んで、食べ物はワンプッシュで出てくる。 こういった世界は21世紀の象徴のように様々なSF作品やアニメーションに出てきました。 21世紀に入ってすでに15年。 思ったより、進化の速度が遅いような気がしますが、細かい分野では着実に、しっかりとテクノロジーの進歩は続いているんですね。  

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ラマダン(断食)は苦行か? ラマダン月(断食月)について。

こちらでも何度も寄稿していますが、イスラム教を国教とする国では、1年に一度「ラマダン月」に於いて、「断食」が行われます。 「ラマダン=断食」と勘違いされやすいのですが、「ラマダン=9月(イスラム暦)」という月の名前として捉えるべきものです。 毎年ラマダン月に、イスラム教徒は断食を行います。 「イスラム教=断食」というくらい、イスラム教のイメージには欠かせない行事ですが、それゆえに日本人の多くの方には誤解されている事が多いです。 まず一つ目として「断食=苦行である」というイメージ。 宗教感の薄い日本人では特に、というところですがイスラム教自体が「厳格で厳しい宗教」と捉えられており、すわ「断食も苦行の一つではないか?」と思われる人も多いです。 ここではっきりしておきたいのですが、これについての答えは「ノー」です。 たしかに日中の飲食がはばかられることは、身体的に苦しいことに変わりはありません。 とくにイスラム教信仰の多いほとんどの国は、夏場に断食が行われるため、身体的には厳しいのは確かですが、断食と言うのは宗教的な行事であり、いうなれば「神(アラー)に近づける時期」と捉えられることも多く「Holy Ramadan(神聖な9月)」と言われることも多いです。 この時期は断食の苦しみよりも「神聖なる月」を迎える、として心待ちにしているイスラム教徒が多いのも確かです(その後の断食明けの祝祭『イード』控えている事もあります。) 「断食の苦しさ < 神に近づける神聖さ」という図式です。 1日の断食明けの最初の食事は「イフタール」と呼ばれますが、この時期は毎日のように友人や知人を迎えて各家庭やレストランでイフタールパーティーです。 「断食の月が最も食料消費量が多い」という有名は話もあります。 「毎日がパーティー」と聞くと、ようやく「ラマダン月が苦行でない」というイメージに結びつくかと思いますが、「パーティー=乱痴気騒ぎではない」という事を忘れないようにしてください。   2つ目に「ラマダン時期に日本人はイスラム諸国に出かけられないのではないか?」という事です。 これについても「大丈夫」と言うべき話です。 断食は「病人、妊婦、子供、旅行者」などはしなくても良い、という事になっています。 日本人などは「旅行者」と同様であるため、決してイスラム教徒と同様に断食をしなくてはならない訳ではありません。 イスラム諸国にも一定数の異教徒がいる国も多いため、「同一国民でも断食をしていない」という現象も起こり得ます。 ですので、日本人がこの時期にイスラム諸国に出向き、つらい思いをするわけではありませんが、街のレストランなどは閉まっている事も多いのは事実です。 こうなると「望まぬながら断食している」という情況になってしまいます。 その場合は観光名所や、外国人が訪れやすい場所に向かってください。 そういうところでは「閉めているようで開いている店」が、手招きして呼んでくれます。 もちろん開業が違法ではありません。 大多数が断食中なので、「気を使って閉めている」という感覚の方が合っていると思います。 同様に、手持ちのペットボトルの水などを飲むときは、なるべく隠れて飲んでください。 訪れた国の習慣に「一定のリスペクト(尊敬)」をするべきかと思います。   上記に挙げたように、イスラム教における断食は日本人のイメージとは離れたものがあるかもしれません。 この時期の渡航を避けられる方も多いですが、逆にこの時期にイスラム諸国に訪れて、普段とは違った生活を垣間見るのも醍醐味かもしれません。 ただし、日中にあまり隠れて食事をしていると、イフタールの時間に「イフタールパーティーにお呼ばれ」して、食べきれなくなる事も多いので、ご注意を。。。

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バングラデシュのラマダン(断食月)とは?

バングラデシュを含め、イスラム各国では本日18日19日20日前後より2015年の「断食」が始まります。 すでにイスラム教を国教レベルで受け入れている国は中東を初めとしてたくさんありますが、いまから約1ヵ月それらの国は一気に「断食の期間」に入るという事です。 同じイスラム教でも国によって1~2日の前後はあるようで、バングラデシュでは6月19日(金)から始まることに決まりました。 これは本当に直前まで分からないもので、バングラデシュの場合は「National Moon Sighting committee」いわゆる「月を観察する委員会」が、新月を確認し適切な時期を話し合い決定されます。 さて断食なんですが、日本ではよく「ラマダン」と表現されます。 しかし「ラマダン」というのはイスラム暦(ヒジュラ暦)の「9月」という「「月の名前」意味が本来の意味であり、そこに「断食」という宗教的儀式が重なるため、「ラマダン=断食をする月」と捉えた方が適切でしょう。 この時期は世界全てのイスラム教徒が日の出から日没まで飲食を経つのが推奨され、敬虔なイスラム教徒では「唾さえも飲み込まない」という人もいます。 起源や動機に関しては諸説あり、「貧しい人の気持ちを分かるため」や「イスラム教創生期の苦難の追体験」など、人それぞれの解釈があるように思えますが、同時に「そういった習慣だから」という人も多いことは確かです。 この期間は断食に親しんでいない人から見ると「苦難の月」と思われますが、イスラム諸国の中に入ってみるとこの時期は逆に「聖なる期間」という印象の方が強いかもしれません。 「holy Ramadan(聖なるラマダン)」と言われるほど、街には「聖なる活気」が見えます。 毎日、日没後の最初の食事は「イフタール」と呼ばれ、その時間に向けて街のレストランでは屋外に出店を出し、また市場では定番のイフタール料理が並びます。 それを楽しみにしているイスラム教徒はとても多いです。 有名な話ですが「イスラム諸国では断食月の方が食料消費率が高い」という笑い話があるくらい、昼間の断食の反動で、夜間には多くの食べ物が消費されます。 この断食月が終われば、イスラム教徒最大の祝祭である「イード」が始まります。 「断食明けのイード」が盛り上がるのは、分かるような気がします。   さて我々日本人を初めとする非イスラム教徒ですが、この時期のイスラム諸国への訪問は少し気を使ったほうが良いかもしれません。 病人や妊婦、子供や肉体労働者、そして旅行者などは断食を行わなくて良いことになっていますが、街では多くの人が断食を行っています。 食事をする場合も、繁華街では「幕を張っていながら開店している店も多い」のでそれを発見しないといけません。 また暑いからと言って、そとで水を飲むのもあまり感心されないでしょう。 なるべく人目のつかないところで、そのような事は行っていただきたいものです。   「郷に入り手は郷に従え」であるので、イスラム諸国を訪問する際は、彼らの習慣を尊重して行動する事をお勧めします。    

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バングラデシュにてIT人材を募集するという事。

現在、日本のIT関連企業を中心として「バングラデシュでのIT人材発掘」に旺盛な興味をひかれている現状があります。 当機構も、いくつかの会社でIT人材発掘および募集のサポートをさせて頂きましたが、この傾向は今後も続きそうです。 IT業界と言うと知らない人から聞くと「花形産業」と思われるところが多いですが、実際に現場に降りて行ってみると「IT土方」と一部で偏見的な呼び名で呼ばれるのも分かるような、本当に「耐久力」が必要な仕事になります。 開発などでは、何度も同じことを繰り返してシステムの進捗を確認していかなければいけません。 それは机の上でかなりの時間をかけ、身体の負担も大きいものです。 「花形産業」と夢を見て就職した日本の若者も、その現実を目の当たりにして「離職率」も高くなっている代表的な業界です。 かといってどの企業も指をくわえて現状を見ているだけでは進んでいかない。 そこで「人材豊富なバングラデシュでIT人材を発掘、募集する」という考えに行きつく企業が多いです。 ITというと隣国インドが思い当たる方も多いと思いますが、やはり「人件費」の違いが、バングラデシュに目を向けさせる一つの理由でしょう。 さて、当のバングラデシュでは「Bangladesh University of Engineering and Technology バングラデシュ工科大学:通称BUET)」を初めとした、理系大学では率先して「IT人材育成」を計っています。 現在、バングラデシュでは「世界第二位の縫製大国」とうたっていますが、アパレル業界だけでなくその他の業界の底上げも図っていかなければなりません。 そこでバングラデシュでは政府をあげて「デジタル・バングラデシュ」というスローガンを掲げ、次世代の「ITソフト産業を基幹産業に」と考えています。 実際、どこまでの適応人材がいるかというと、日本を超える人口を持ちながら「絶対数としてはIT人材は決して多くない」というのが現状です。 やはり「日本に比べて、まだまだ『ITすそ野自体』が広くない」というのが現状でしょう。 そうなってくると、やはり日本と同様な「青田買い」にも似た現状が起こってきます。   ここで重要になってくるのが「IT人材を欲しているのは決して日本だけではない」という現実です。 アメリカやそのほかの先進諸国でも同様に「安価なIT人材」と言うのは重宝がられ、また英語話者の多いバングラデシュIT人材であるが故、積極的な人材採用を欧米諸国は行っています。 日本の会社の不利なところは「言葉の壁」と「移民制度」でしょう。 楽天などは「社内英語化」を進めておりますが、時代の最先端をいく「IT業界」であれ、日本の現状は「仕事を英語で行っていく」という現実がまだまだ壁の高いものになってきます。 バングラデシュ人材を採用したところで、コミュニケーションの壁ができてしまい、仕事が円滑に進まないのも問題です。 「日本側が英語で仕事を進めていくか」「バングラデシュ人材に日本語教育を行っていくか」の二者択一を迫られます。 またもう一つですが「移民制度」 例えば、移民制度を持つ欧米系のIT関連企業で仕事を行っていけば、バングラデシュ人材は「ゆくゆく移民の可能性が出てくる」という事を考える人材も多いと思います。 そうなってくると、やはり「日本企業への就職の魅力」というものが薄れていくのも仕方のないことです。 こうみると欧米系に先陣を配した「IT人材発掘市場」ですが、しかしバングラデシュは人材の宝庫でもあることを忘れてはいけません。 現時点でのIT人材の絶対数は、現在のバングラデシュの若者の指向からみても今後かならず伸びを見せていきます。 日本のIT業界に蔓延する人材不足を解消する一つのきっかけが「バングラデシュ」にあるのかもしれません。 当機構はすでにバングラデシュにおけるIT人材募集、発掘実績がございます。 またダッカ当地の「日本語学校」と提携しており、150時間程度の必要時間で「最低限の日本語可能な人材」を育てる事も可能です。 ご興味のある方は是非ご一報いただければ、サポート致します。    

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