Author Archives: ihn880smn
バングラデシュのプラスチック業界は需要の増大を見込んでいます。
2018年3月19日 バンフラデシュにおける「プラスチック業界」は旺盛な国内および輸出の需要増を背景に20%近い大きな躍進をみせました。 2017~2018会計年度ではプラスチック業界の国内市場規模は2500億タカという事です。 また輸出当局の報告では前年度比31%増の1億1700万ドルに到達した、との事です。 詳しい記事はこちら
韓国の家電大手LG社がバングラデシュて製造開始
2018年3月15日 韓国の巨大電化製品製作会社のLG社はバングラデシュにてLEDテレビ、冷蔵庫、エアコンなどの製造に入ることになりました。 LG社のバングラデシュ側パートナーであるButterfly社はバングラデシュのダッカ北部Bhaluka地区にて1億ドルの費用をかけ50エーカーの土地に工場を作る予定です。 工場は本日竣工の予定です。 詳しい記事はこちら
バングラデシュ発の飛行機がネパール首都空港にて墜落。多数の犠牲者。
2018年3月13日 ネパールの首都カトマンズのトリブバン空港にて、バングラデシュ民間航空会社US-Bangla航空ダッカ発カトマンズ着の飛行機が墜落、多くの犠牲者が出ております。 計71名の乗客 現在の所、バングラデシュ人26名、ネパール人21名、中国人1名、モルジブ人1名の死亡を確認。 バングラデシュ人32名、ネパール人33名、中国人1名、モルジブ人1名の搭乗確認。
バングラデシュのムヒト財務相は不正のあった民間銀行の救済案を表明
2018年3月9日 バングラデシュのムヒト財務大臣は、現在問題が発覚中の民間銀行Farmers Bank Limitedの株式の60%を国営銀行および国営投資機関Investment Corporation of Bangladesh (ICB) が取得すると発表しました。 加えてムヒト財務大臣は「我が国はどんな銀行の倒産をさせない」とも話しました。 民間銀行Farmers Bank Limitedは、バングラデシュ中央銀行の調査で、その3つの支店で不正や規則違反を発見されています。 2013年初頭からこのような状況になったとの事です。 詳しい記事はこちら
バングラデシュにおける手食文化と「手で食べる方がおいしい」わけ。
バングラデシュに来訪して、一番「異国」を感じるところはどこか? そういう事を尋ねると、やはり日本人にとって一番最初に印象的な事は「アザーン」「手食文化」が出てくるでしょう。 イスラム文化では欠かせない「アザーン(礼拝呼びかけ)」の声は、バングラデシュに降り立ってすぐに耳元に届く「異国文化」の象徴かもしれません。 細かく言えば、モスク(イスラム教礼拝所)などの内部では、より「異国文化的な礼拝」が行われていますが、非イスラム教徒では礼拝の状況を興味半分に覗き込むことは少し憚られる印象がありますが、「アザーン」に関しては、モスクに入らずとも、耳をふさごうが入ってくる「異国文化」です。 それと共に「手食文化」もそれに当たるでしょう。 「手食文化」自体は、決してバングラデシュなどのイスラム圏だけでなく、アフリカやオセアニア、東南アジアの一部も行っており、世界の中では「箸文化」よりよっぽどメジャーです。 「お客様を招く事」が多いバングラデシュでは、現地で知り合った方との食事の際や街中でも、この「手食」を頻繁に見かけます。 日本人にとっては決して行儀のよいものではない「手食」 最初は嫌悪感や、一種の罪悪感に近い感情、不潔なイメージが出てしまうかもしれませんが、是非一度「トライ」してみることもお勧めします。 一緒に卓を囲んでいるバングラデシュ人にとっては「我々の文化を受け入れようとしてくれている」と、一気に距離感が縮まることも請け合いです。 バングラデシュ人は決して「ナイフ・フォーク」が使えない方ではありません。 都市部では中華系料理店も多いので、箸での食事に慣れている方もいらっしゃいます。 なのに、あえて「手で食べる」 その理由に彼らは「手で食べる方がおいしい」という言い方をすることが多いです。 さて、日本人にとってはあまり馴染みがない、「手で食べる方がおいしい」という感覚。 本当でしょうか? これは私見になりますが、実際バングラデシュではそう思うことがあります。 私自身、日本人として最近分かってきた「手で食べる方がおいしい」という感覚。 どちらかというと私にとって「鉄製品の味がするような気がする」という方が、良いかも知れません。 日本人である私に配慮して、様々な場所で「ナイフ・フォーク・スプーン」など出して下さりますが、なぜか若干「食器の味」がするような気がするのです。 私だけでしょうか? 一度気になり始めたら、なかなか払しょくできないその感覚。 それを元に考えると、結論的に「手で食べる方がおいしい」というところに至るのです。 もちろん副産物的な感覚で「バングラデシュの食べ物は骨が多くて食べにくい」というところも、手で食べるうえで「便利なところ」ではあると思います。 しかし、こと「おいしいか」という事になると、この「食器の味」がするような気がする、というのが大きいような気がします。 これはもしかしたらバングラデシュの「食器の材質」にも理由があるのかもしれません。 またバングラデシュという雰囲気の中で感じる「気のせい」の一種かも知れません。 もちろん日本の食器には感じたことのない感覚。 もしかしたら私と同じ感覚を持つ外国の方もいるかもしれません。 ゆえに私にとって ”バングラデシュにおいては「手で食べる方がおいしい」” というのが結論です。
バングラデシュはジュート製品が次の経済成長の種になるはずだ、と専門家
2018年3月8日 バングラデシュのジュートおよびジュート製品は、現在の「衣料品」「海外送金」のように経済成長における、次の主要産業になることを見込んでいる、と経済専門家は話しました。 「バングラデシュは、次の経済成長の種を必要としており、ジュートはそれになりうるだろう」と話しました。 政府はこれまで「衣料品業界」に対しての様々な恩恵を供与してきましたが、今後はジュート製品に関しても同様の措置を施していくと予想されています。 詳しい記事はこちら
コカ・コーラ社はバングラデシュにさらなる投資を名言
2018年1月26日 コカ・コーラ社はバングラデシュの経済成長の安定性や旺盛な需要に促進され、さらなる投資を行うと、幹部が話しました。 「近々に私たちの次の投資計画が分かるともいます。まさに今動いているところです。我々は継続的に投資していきます。」とコカ・コーラ社の子会社であるInternational Beverages Private Ltd (IBPL)の社長は話しました。 詳しい記事はこちら
ダッカ市内の移動、そしてUber(ウーバー)について
「バングラデシュが観光に向かない」「移動が大変だ」などと言われる一因に「公共交通の貧弱さ」があげられると思います。 現在、建設計画が進んでいるものの、国の玄関口である国際空港と市内の公共交通機関も、バングラデシュに不慣れな外国人には「皆無」といえる状態です。 空港内から施設外に出るときに「タクシー!タクシー!」と呼びかけるタクシー会社がありますが、基本的にボッタクリ価格(市中までおよそ900タカ前後。さらにエアコン車を要求しても勝手に変えられ、降車時にチップを要求)であり、バングラデシュ来訪後さっそく嫌な気持ちを持つ人も多いです。 かといって空港外に出て、市内へのシャトルバスもありません。 市内へのバスはローカルバス、鉄道はローカル鉄道になり、言葉も通じない方だと市中に出るだけでかなり労力をすり減らします。 知り合いが迎えに来たり、レンタカー契約があれば迎えに来てもらえばそれがベストですが、そうでない場合では何がベストな方法なのか? 単純ですが、それはやはり「宿泊先に迎えに来てもらう」というのが安全で、確実な方法かと思います。 バングラデシュのホテル、特にダッカ市内はそのほとんどのホテルが「送迎サービス」を行っています。 金額も空港ターミナルのタクシーサービスを使うことを考えれば同等でしょう。 バングラデシュに不慣れな方は、是非上記の方法をおすすめします。 さて市中に出てからも「移動」というものは付きまといます。 通称CNGと呼ばれる緑色の三輪タクシーが中距離、そして近距離はバングラデシュ名物「リキシャ」が主な移動手段でしたが、そこに分け入ってきたのがアメリカ発の配車サービス「Uber」です。 バングラデシュでもそれまで「タクシー」と言うものは存在していましたが、もともとタクシーというのはボロボロのエアコンのない車体、乗車前交渉は当たり前でありCNGとさほど変わらなく、暑いときには逆に苦しいものでした。 それが4年ほど前から、いくつかの大手タクシー会社がタクシー環境改善に乗り出し、主に黄色い車体でダッカ市内を走っていました。 運転席の裏には「もし運転手が悪い、チップを要求されたなどあれば是非ご連絡ください」などとボードがかかっており、それなりに信頼して任せられましたが、それでも運転手が「チップ」を要求する事がまん延したり、大回りなどがありフラストレーションも溜まっていました。 そこに来て2年ほど前からアメリカ発の「Uber」がバングラデシュでサービス開始。 当局より「白タク」と認知され、タクシー業界の反発もあるようですが、今のところサービスは継続しているようです。 私も早速使用してみました。 「Uber」というと事前にクレジットカードを登録し、料金支払いは不要な国が多いですが、バングラデシュではその場で現金で払うことができ、急にバングラデシュでUberを使う事になってもダウンロードし、すぐ使える状態です。 あとは自分の乗車希望位置(現在地)と、目的地を入力するだけ。 簡単です。 目安の金額が表示されてそれに了承すれば、近くにいる車も表示されます。 ドライバーには「レーティング」が表示され、優良なドライバーを自ら選ぶことができます。 私が使った場合は、携帯電話番号も登録していなかったため、ドライバーが私に電話したくてもできない状態でしたが、それでも迎えがきました。 初めてのUberであると、その降車時に「チップの要求」や「請求の割り増し」も想像できましたが、バングラデシュでは珍しいくらいに全くその話がありませんでした。 逆に降車時に「評価をGoodにしておいてくれ」と言われるくらいです。 これはバングラデシュ滞在が長い私にとっては「目から鱗」 この「レーティングシステム」、いわゆる「評価制度」というのは使用者や購入者にとっては、安全で確実なサービスを受けられ、大手タクシー会社の配車よりも信頼性がおけます。 日本のように、「どの金額を払っても、一定のサービスが受けられる国」というのは非常に少ないです。 そういう国でこそ、この「レーティングシステム」は非常に信頼性が高いものになることを感じました。 バングラデシュに慣れている方も、また市内での移動に困っている方も一度使ってみてください。 (まだバングラデシュ全土ではサービスが広がっていないため、主に『都市部』での利用をイメージください)
バングラデシュは魅力的な投資先だとハシナ首相
2018年1月25日 バングラデシュのシェイク・ハシナ首相は昨日、バングラデシュにおける現地および外国人の実業家に対して、バングラデシュへの投資を呼びかけました。 「ぜひバングラデシュへ投資をしてください。それに対しての福利厚生を用意します」 ハシナ首相は昨日ボンゴ・ボンドゥ国際展示場で行われた2018年バングラデシュ輸出加工区投資サミットでのあいさつの中で触れました。 詳しい記事はこちら
2018年、あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。 2018年も明け、早速仕事始めになります。 バングラデシュでは「西洋暦の新年」に当たる1月1日はさほど重要視された日ではなく、バングラデシュで「新年」というと4月14日に祝われる「ベンガル暦新年(Pohela Baishakh)」の方が現地の方にはしっくりくるでしょう。 しかし昨今では若い世代を中心に、「西洋暦の新年1月1日」も祝われる傾向があり、首都ダッカでは多少なりとも打ち上げ花火が上がったり、町から「happy new year」の声も聞こえることが出てきました。 しかしどちらかと言えば、日本人にとってのハロウィンやクリスマスのように、純粋に祝う気持ちよりも、「イベント的要素の祝い方」に近いように見えます。 とは言っても、バングラデシュでは国教がイスラム教であれ、クリスマスや仏教の祝日も祝うように、比較的イスラム教以外の文化にも寛容な側面もあります。 今後は「西洋暦の新年1月1日」のイベントも多くなると思われ、また同時に日本のように「自国の文化をないがしろにしている」という年長者や愛国者による「揺り戻し意見」も出てくるのでしょう。 どちらにせよ、昨今は「情報のボーダーレス社会」です。 新しい世代が、外の世界から取り入れた新しい文化を作っていく波は避けられないのだと思います。 さて、それと同時にバングラデシュでは年明けから大寒波に見舞われています。 バングラデシュでの大寒波と言っても、他国のように「マイナス数十度」などの話ではなく、「摂氏一ケタ」程度の話ですが、同じ「摂氏一ケタ」でも日本のそれとは大きく違います。 なにしろバングラデシュではそのほとんどのモノが「寒いとき」を想定しているわけでなく「暑いときにどのように涼しむか」を基本としています。 日本では「南向きの部屋」が好まれますが、バングラデシュでは「直射日光を避ける北向きの部屋」が好まれるのもその一端でしょう。 家屋も基本的に「断熱材」というものはなく、レンガの壁は外気の寒さを直接部屋の中に入れます。 床も石造りが多く、足元から寒さが登ってくるようで、我々日本人にとってもバングラデシュの寒さはとても寒く感じられます。 風がないだけで、部屋の中にいてもほとんど外と変わらない状況です。 市場には昨今ようやく「ヒーター」も出回り始めましたが、現地の方にはまだあまり浸透もしていないようです。 人々は厚着をして、また路上でたき火をしながら暖をとっています。 身体の芯から温めようと、町では若者が「バドミントン」をして暖を取るのを見るのも風物詩です。 またシャワーも冷水中心が多いので、バドミントンで汗をかきつつ、シャワーを浴びない人も多いため、若干「体臭」がひどく感じられるところもこの時期です。 報道によると、バングラデシュ最北西部ロングプール管区の村では昨日摂氏2.6度まで落ち込み、子供を中心に死亡者や病院に駆け込む事態にもなっているようです。 ここまでくると、なかなか許容できない範囲になってきますので、恒常的な対策も練っていかなければならないでしょう。 バングラデシュに対しては日本の報道ではこのような厳しいニュースや、「ロヒンギャ問題」のような世界的問題しか取り上げられない部分もありますが、今年も大小バングラデシュの話題を取り上げていこうと思いますので、よろしくお願い致します。

