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バングラデシュ外国人連続襲撃事件のその後
バングラデシュ北西部のロングプール県にて先日起こった「日本人殺害事件」からしばらく経ちました。 邦人殺害事件の数日前に同様の手口でダッカ市内にてイタリア人の殺害もあり、この2つの連続した事件は「イスラム国」の犯行声明もあり、バングラデシュ在留外国人の安全意識を一気に変えました。 いまだ肝心の邦人殺害事件に関しては謎が多く、解明されていないところも多いですが、イタリア人殺害事件に関しては2週間ほど前にバングラデシュ人容疑者4人が逮捕されました。 彼らの供述によると、今回のイタリア人殺害事件に関してはイスラム国の犯行ではなく「バングラデシュ国内の不安定さを外国人にアピールし、政権の無能さを白日の基にさらす」というのを目的に、50万タカの報酬をもらい、「誰でもよいので白人を標的にせよ」という指示を受けた上の犯行だと話しています。 またその指示を行ったものはダッカ市内選出の元地方議員、野党関係者であり今年1月5日の総選挙ごろにバングラデシュを離れ国外に出国している者、と話しているようです。 新聞各紙では、その指示をした者の名前も出ていますが、当然本人は否定をしています。 また仲間である野党関係者も同様に否定をしており、「現政党のでっちあげだ」としています。 ここまでの状況はある程度予想されましたので、どちらの話に信ぴょう性があるのかは、このような発展途上国では判断が難しいところです。 それを証拠に、容疑者が逮捕されたとはいえ外国各国の大使館を含めた在留外国人機関は用心を解いてはおりません。 現在のバングラデシュ国内の状況ですが、バングラデシュ政権も今回の事件を重大に考えており、ダッカ市内のセキュリティはかなり高まっています。 在留外国人が多く住むグルシャン・バリダラ・ボナニ地区では検問所が常にありますが、最近は心なしか検問自体も頻繁に行われているようです。 バングラデシュという国は、まだまだ外国からの投資や援助を成長の後押しにしており、国内の不安定さは、せっかく視線を集めてきた「ネクスト・チャイナ」という視線を自ら妨げていることにつながります。 地元のバングラデシュ人の声ですが、「バングラデシュ国内で外国人を標的に事件を起こすなんて、本当にばかげているし、憤慨している」と話しています。 いまだバングラデシュは1億6000万人の人口を抱え、外国人を標的にした犯罪比率だけを見ると、他国に比べ低いのかもしれません。 ただし、今回は「イスラム国の犯行声明」と「外国人コミュニティの狭さ」が、在留外国人の不安を増大させました。 日本の外務省からも「不要不急の渡航の自粛」が出され、文字通りビジネス関連の不要不急な訪問は避けられる傾向にありますが、仕事の中ではどうしても来訪しなければいけない事象もあるかと思われます。 我々は、その際にもできる限り様々な案件にお手伝いいたしますので、お気軽に相談ください。
バングラデシュはデニム生産基地になる。
2015年11月12日 ドイツのデニムラベルおよびアクセサリーメーカーであるLandes社は、その顧客の増大を鑑みてバングラデシュのポテンシャルに注目し、1年以内を目標に工場を設立する計画です。
バングラデシュの原発建設は135億ドルを試算
2015年10月28日 バングラデシュ財務大臣は、バングラデシュにおける2400メガワットの原子力発電所を建設するのに、135億ドル費やさなければならないと話しました。 そのうち120億円はロシアからの借款で賄い、残りはバングラデシュで賄う予定だとのことです。 上記のコメントはバングラデシュ財務大臣と、ロシアの官営エネルギー機関との会議の後で発表されました。 詳しい記事はこちら
バングラデシュでは税収増、しかし目標額には届かず
2015年10月27日 バングラデシュ国税庁の暫定的推算によりますと、今7月から9月四半期決算に関して9.5%上げ、3090億タカに上りました。 国税局の目標より、580億タカほどは低いとのことです。 国税局の首脳によりますと、1兆7637億タカの年間税収には合わせられるだろう、との楽観的な見方をしています。 詳しい記事はこちら
バングラデシュ計画大臣は今後5年間で貧困率18.6%を目標
2015年10月15日 バングラデシュ計画省大臣は、バングラデシュの貧困率を今後5年のうちに現在より6.2%減少させ、18.6%にしようと目標を発表しました。
外国人殺傷事件犯行声明文はバングラデシュ国内から、と内務省。
2015年10月13日 バングラデシュ情報省によりますと、先日の外国人連続殺傷事件に関する声明文は、「バングラデシュ国内から投稿された」と発表しました。
外務省による海外安全情報(危険情報)が発出されました。
2015年10月5日 外務省は10月4日、バングラデシュにおける海外安全情報(危険情報)を発出しこれまでのレベル1からレベル2に引き上げました バングラデシュについての海外安全情報(危険情報)の発出【危険情報】 ●チッタゴン丘陵地帯を除く全ての地域 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(引き上げ) ●チッタゴン丘陵地帯:「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)
バングラデシュにおける邦人射殺事件について
ニュースに取り上げられていますが、バングラデシュの北西部ロングプールという地区で「邦人射殺事件」が発生しました。
バングラデシュの2015年の犠牲祭(コルバニイード)は9月25日に決定。
2015年9月16日 バングラデシュは、犠牲祭(コルバニイード)が9月25日に行われることを発表しました。 この犠牲祭は、イスラム教の特別な祝祭の一つであり、前後合計1週間程度、里帰りラッシュや旅行など行われます。 今年は、犠牲祭で捧げられる牛がインドから輸入を抑えられる、というニュースがあり、牛の値段も上がっております。
バングラデシュ政府は私立大学への課税の取り消しを決定
2015年9月15日 バングラデシュにて連日続いていた、「私立大学への7.5%の付加価値税設置」に関して、昨日バングラデシュ政府は医科および技術系専科大学と共に、その取り下げを表明しました。 それとともに連日続いた、学生たちによる「道路封鎖」という抗議活動は終了しました。 バングラデシュ国税庁は「すでにバングラデシュ国内の私立大学および医科、技術系専科大学の費用は高い水準にあり、これからさらに付加価値税をかけると高コストになる」と話しました。 決定は、午後に財務大臣の記者会見の中で発表されました。 詳しい記事はこちら

