バングラデシュ首都ダッカ市内に同国初のメトロ開通
2023年1月13日
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
ところで昨年末、押し迫ったころ、バングラデシュの首都ダッカ市内に同国初の「市内列車」が走り始めました。
MRT(Mass Rapid Transit)Line-6、おそらく日本語であらわすと「通称ダッカメトロ6号線」です。(詳細なルートはこちら)
バングラデシュ、ひいては首都ダッカ市内の人口過密はすさまじく、さらに輪をかけるように「庶民の足」というものは、例えばこれまで「市内バス」が主なものでした。
大量の市内バスの往来が、ダッカ市内の渋滞原因の一つにあるだろうと思われます。
ここに「市内列車」が開通することにより、人々の暮らし、また移動にに大きな変化を生むことが期待されます。
さてこのダッカメトロ、総工費のうちかなりのパーセンテージを日本のODAが賄って作られています。
これはひとえに、日本人の税金が原資であり、バングラデシュに関わる方、そうでない方問わず、バングラデシュの発展に寄与した結果だと思われます。
あまり押しつけがましいのはどうかと思いますが、今回のメトロの外観は写真の通り「バングラデシュの国旗色と日本の国旗色のコラボレーション」というものになりました。
加えて「日本の協力でダッカメトロは作られた」という認識はかなり広がっているようで、今後の日本ーバングラデシュの国民感情の中にも良い影響が与えられるのではないでしょうか?