Monthly Archives: February 2026
バングラデシュでは2024年ハシナ政権崩壊後、初の総選挙が行われました。
2026年2月16日 バングラデシュにおいて、一昨年の与党アワミリーグ、シェイク・ハシナ政権が倒れて以降、初めての「総選挙」が2月12日に行われました。 すべての開票が終わってはなさそうですが、結果として前ハシナ政権下では政治参加できなかった「潜在最大野党BNP(バングラデシュ民族主義党)およびその同盟」が地すべり的勝利をおさめ、バングラデシュの実質的政治権力No.1である首相を、その党首である「タリク・ラーマン氏」が就任するとみられています。 バングラデシュ建国時の指導者、「ムジブル・ラフマン元大統領」やタリク・ラーマン氏の実父である「ジアウル・ラフマン元大統領」を第一世代。 「ムジブル・ラフマン氏の娘であり先日政権を追われたハシナ元首相」「今総選挙直前に生涯を終えた、ハシナ首相のライバルでもありジアウル・ラフマン氏を夫にもち、タリク・ラーマン氏の実母である、カレダ・ジア元首相」が第二世代。 このように定義すると、「タリク・ラーマン氏は第三世代」と言えるのかもしれません。 我々が「政治評論家」ではありませんので、この結果に関して評論する立場にはないものの、今のところ「無事に選挙が終わった」と考えられますので、その部分は喜ばしい事だと思います。 またバングラデシュでは総選挙と同時に「憲法改正の是非」にも問われました。 この憲法改正案には「二院制を採用する」「一人の者が10年以上総理を務めない」「国会副議長は野党が務める」「インターネットは遮断されない」などの「改正案」が提示され、賛否を問われました。 それに関しても、賛成多数での可決する見通しです。 今後は、バングラデシュ国民のためのかじ取りを的確に行い、次世代へ希望を持てる社会にしてほしいと思います。 詳しい記事はこちら
バングラデシュ版「投票日に向けて、全バングラデシュ人が知るべきエチケット」
2026年2月10日 先日、日本でも「衆議院議員総選挙」が行われ、自民党の「歴史的地滑り的勝利」になりました。 「選挙」というのは「民主主義の根本」とも言われ、有権者の意見を吸い上げる重要なプロセスになります。 そしてバングラデシュに目を向けると、2024年6月に崩壊した「シェイク・ハシナ政権」の後にバングラデシュ唯一のノーベル賞受賞者ムハマド・ユヌス氏を首席顧問とする「暫定政権」による統治を経て、「バングラデシュ総選挙」が行われます。 今日の現地紙において、面白い記事を見つけました。 題名は「投票日に向けて、全バングラデシュ人が知るべきエチケット」というコラムです。 その中にはいくつかの「心得」が述べられています。 慌てず、準備万端で選挙に臨みましょう 列を守りましょう 中立を守り平穏に 指示に従い、投票手順を信頼しましょう 興奮せず、投票後は静かに立ち去りましょう この5つの心得が述べられていました。 おおむね、「落ち着いて投票に臨みましょうね」という事の列挙ですので、やはり「選挙に伴う興奮」が予想されるのでしょう。 日本の投票率低下は社会問題の一つですが、発展途上国は総じて「投票率は高い」という状況です。 どのような結果になったとしても、「良いバングラデシュの将来」が開ければ、バングラデシュに係る我々としてもうれしいです。 最後にこのコラムはこのように締められていました。 この言葉は、バングラデシュだけでなくすべての「民主主義国家」に共通する言葉だと思いますので、共有したいです。 「国は重要な岐路に立っています。 公正な選挙は、単に制度だけが担う責任ではありません。 一般有権者とその行動によっても形作られるのです。 民主主義が真に感じられる国を目指すなら、選挙日をその尊厳をもって迎えなければなりません。 投票日は、年齢や経歴に関わらず、すべての国民が安全に、冷静に、そして尊厳を持って投票できる環境を創り出すためのものです。 結局のところ、我々の未来は投票だけで決まるのではなく、投票を中心に築かれる文化によって決まるのです。」 コラムの原文はこちら

